7/20長岡さん講演と、7/23スモールステップ最終日

今日は午前中は某公的機関でケースカンファレンスが行なわれ、プラッツも僕ともうひとりスタッフが参加した。病気前はよくこのような行政民間合同のカンファレンスにプラッツは参加しており、NPOではわりと珍しいことではないかと思う。プラッツのミッション「社会参加とネットワーク」は、このような地道な支援の取り組みから積み上げられていく。

プラッツに戻ってからの午後は、スタッフとの短い打ち合わせを数本と、当事者面談を1本。病気後は経営仕事が主となった現在、実際に面談支援する機会はぐっと減った。減ったが、やはり僕はこのような面談の支援が好きだ。

で、今日は前回の日記からまだ2日しか経っておらず、まさにこれが「隔日」ということなんだから今日も熱くブログらなければいけないんだども、そう毎回毎回ディープな書評も書けないなあと思っているうちに、今日は7/19であることに気がついた。
明日20日は、前回書評でとりあげた長岡さんが大阪の関西カウンセリングセンターにやってこられて講演をされる日なのだ。詳しくは、「『誰かのために自分を使う』サムガクの長岡さん」を参照していただきたいが、僕も1年前に果たせなかった約束を遂げるために行こうと思っている。定員の場合は申し訳ないが、関心ある方は今日中に同センターに問い合わせてみてはいかが。激やせした(といっても見た目あまり変わらない)僕もどこかに座っています。


23日の土曜日は、ひきこもりスモールステップ講座の最終回。これは親御さん対象で、当ブログのほとんどの読者は親御さんではないだろうから直接届く案内ではないと思われるものの、関心ありそうな親御さんが身近にいらっしゃればご紹介ください。
石田統括リーダーの進行のもと、ひきこもり青少年の社会参加の鍵を握る保護者のあり方について、「ポジティブな親のあり方」を考えます。講師として僕も参加予定。


そういえば昨日は、なでしこジャパンに日本中がわいた一日でもあった。このことが東北や日本を元気づけ、日本の女子の強さにまた注目が集まるだろう。確か昨年、20代の平均年収が男女逆転したと(女性の年収が高くなった)報道されていたが、世論や時代のエートスまでをも女子がリードしている。
これでますますひきこもりが、男子の弱さの象徴として注目されるかもしれない。僕としては、弱くて自信が限りなくないかもしれないけれども、そのかわりにとてつもなくやさしい日本の男子の力も近いうちに認められ始めると思っている。
そのためには、そうした「やさしさ」という素顔に最も接しているであろう他人たち=NPOの発信力も問われている。なでしこの強さと、ひきこもりのやさしさで(ちょっと説得力ないか)、この国を「問題解決先進国」にするってのはどう?★