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①目の前の課題解決型、②社会起業家型、③社会変革型、④仕方なく型〜4つのNPOタイプ 

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一般社団法人officeドーナツトーク公式ミニHP まのまトーク③「途方に暮れる高校生」+保護者向け「ドーナツトークセミナー」のお知らせ
Yahoo!ニュース個人子ども若者論のドーナツトーク⑪「最も美しい人間関係〜老いた親と老いた子」

■4タイプのNPO

ここ2回、officeドーナツトークのミッションと行動指針を取り上げてきたが、その路線は少し一服し、最近久しぶりに「ソーシャルセクター」について考えたことがあったので、今回は簡潔にまとめることにする。

それは、現代日本のNPOをはじめとするソーシャルセクターには、以下の4種類があるのでは、という分類と問題提起だ。
それらをさっくり並べてみよう。

①目の前の課題解決型/行政の補完型/準ファーストセクター型
②社会起業家型 /準セカンドセクター型
③社会変革型/サードセクター型
④仕方なくソーシャルセクター型

■①のNPO〜目の前の課題を解決するためにNPOになった

NPOのPはprofit(営利)であって、non-profitとは文字通り非営利を指す。非営利の代表的サービスは、当然「行政」サービスということになる。
少し前、当ブログのこの記事(PとG〜アメリカ型とヨーロッパ型)でも言及したように、NPOは基本的にアメリカ中心で広がっていった組織形態であり、州によって行政サービスがまばらなアメリカならではの、民間サービスの力で行政を補完せざるをえないシステムだ。

文献を読み込んでいないので間違っているかもしれないけど、僕の今のところの直感では、元々NPOには、行政ではカバーできない非営利的なサービスを市民からの(税ではなく)寄付によってまかなう、という意味があると個人的には結論づけている。

これが「準ファーストセクター」型の意味だが、これにプラス、「目の前の課題を解決するために勢いでNPOになった」組織という意味合いが現代日本のNPOには含まれる。

ひきこもりやニートの問題に例をとると、目の前で困っているひきこもりの若者とその保護者がいて、その問題を支援し解決したいという人が現れた時、最初は個人の力で支援施設的なもの(「居場所」や就労支援等)を開設してボランティア的サービスを提供するのだが、徐々にニーズが増えてくる。

その支援施設的なものに、「自分も支援側に加わりたい」という人も加わり、一定の組織になってくる。

住吉区で「子ども・若者育成支援事業」を行ないます〜「潜在性へのアプローチ」の実践

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一般社団法人officeドーナツトーク公式ミニHP 保護者向け「ドーナツトークセミナー」のお知らせ(メールかお電話で!!)
Yahoo!ニュース個人子ども若者論のドーナツトーク「ジョブズは若者に夢を与え、柳井さんは若者から夢を奪う」

■住吉区での委託事業

何日か前のFacebookやTwitterでもお知らせしたが、このたび、NPO法人み・らいずと当一般社団法人officeドーナツトークが共同事業体として、大阪市住吉区の「住吉区子ども・若者育成支援事業」を委託されて行なうことになった。
で、その挨拶を兼ねて、話題の吉田康人・住吉区町に表敬訪問した。その際の写真がこれ。


事業は、4つに分かれる。それは、 ①ネットワークの構築
②関連機関の情報収集
③当事者・家族・地域への啓発となる講演会や研修会の企画・開催 ④広報、周知、啓発活動 であり、これらすべてを通して、住吉区内に子ども若者問題に関する支援システムを構築していくことを目的とする。
様々な問題を抱える大阪市南部エリア(住吉・西成・住之江・東住吉・阿倍野・天王寺・平野等)において、まずは住吉区においてこうしたシステムづくりの端緒を切り開くことで、この「子ども若者問題の潜在的エリア」に徐々に「住吉システム」を広げていければ、と考えている。
よく言われることだが、少子高齢社会やグローバリゼーションによる産業の海外進出と国内空洞化、おそらくそれと連動したニートやひきこもり等の子ども若者問題をかかえる我が国は、「課題先進国」である。 このような課題の一つひとつにそれなりの解を与えることが、「課題解決先進国」となり、こうした実践がそのまま20年後(いや10年後かな)の日本の強力な輸出ソフトとなっていくだろう。
加えて、大阪市南部の諸区が抱える多くの問題は、おそらく各先進国の中でもトップ級の問題だと僕は思っている。 それらは、たとえば「ひきこもり/ニート」や「虐待」や「母子家庭」や「貧困」や「ホームレス」といった単体の問題ではなく、それらがおそろしく複雑に絡んだいわば「プロブレム・コンプレックス」(僕の造語です)の状況になっている。
ここまで先鋭的に課題が突出・複合しているエリアは、日本の中でもそれほど多くはないと僕は思う。 ここでの実践が、日本の実践のモデルとなり、それが結果的に「世界のモデル」になっていったらいいと僕は思っている、大きな…

ミッションと「弱いつながり」〜5/11officeドーナツトーク・キックオフ!!

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一般社団法人officeドーナツトーク公式ミニHP「まのまトーク② 魔法の言葉 自己責任」
Yahoo!ニュース個人「子ども若者論のドーナツトーク」アムロは最後にみんなを助けた~発達障がいと「ニュータイプ」2


■ドーナツトークのミッション
5/11、「キックオフ」イベント(設立式のことがいつからかこんなふうに呼ばれている〜昭和な僕は知らなかったです)を定員を越えたため2部入れ替え制で終え、一般社団法人officeドーナツトークが正式に無事スタートすることができた。


ドーナツトークのミッションは、「困難を抱える子ども若者に関して、支援システム・人材育成等のイノベーションを提案する」だ。 具体的には、直接支援と間接支援のイノベーションがある。
直接支援については、たとえば、高校中退予防に関する取り組み、「スモールステップ支援」のバージョンアップ、現代社会に見合った自立支援法の活用等を通して、子ども若者分野の潜在的マイノリティへの支援を行なう。
間接支援は、これまで「中間支援」と呼ばれているジャンルだが、これではイマイチ意味不明なため、「NPO支援」と言い換えていきたい。 子ども若者支援を行なうNPOに対して、a.子ども若者分野の「支援コンサルティング」と、b.「経営/運営コンサルティング」を行なう。 この間接(中間)支援を英訳すると「インキュベーション」となり、ドーナツトークのリーフレットのコピーや名刺などで使われている。
aの支援コンサルティングは言い換えると「スーパーバイズ」であり、bの経営コンサルとは区別する必要がある。 経営コンサルは大きく分けて3つあり、ⅰ.ミッションの確認、ⅱ.「組織」の創設・確認、ⅲ.「戦略」の創設・確認だ。戦略は、「全体(戦略)」「コーポレイト機能別(広報や人事)戦略」「事業戦略」の3つのオーダー(階層)がある。
何か経営教科書みたいになってきたので、そのついでにざくっとまとめると、こんなふうになる。
■ミッション、組織、戦略
□直接支援 ・自主事業や委託事業等のなかで直接的に子ども・若者を支援する。ここに「となりカフェ」なども含まれる。
□間接支援/NPO支援 ・支援コンサルティング……支援内容のアドバイス ・経営/運営コンサルティング  ⅰ.ミッションの確認  ⅱ.組織……法人「全体」(代表と各理事のあり方、ピラミッド型かフラ…

Yahoo!ブログ、アクセス1位の意味〜発達障がいと「ニュータイプ」

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一般社団法人officeドーナツトーク公式ミニHP
Yahoo!ニュース個人「子ども若者論のドーナツトーク」


■1位のスクリーンショット

ゴールデンウィークの前半部において僕は、「変な人」や「哲学者になる」などのテーマで怒涛のブログ更新をしたのではあるが(ほとんど動画でしたが)、その勢いのままYahoo!ブログにおいて「発達障がいはあの「ニュータイプ」かもしれない」という記事も書いたところ、このアクセス数が1日ですごいことになった。

その正確なアクセス数を書いてしまうとYahoo!さんとの約束違反になる可能性があるのでぼやかすことにするが、まあ、これがすごい。
実は、「80万」アクセスを余裕で越えた数字になっているのであった。

で、2日後には「Yahoo!ニュース・個人」で、堂々の一位になった。
記念にと思って、iPadミニでスクリーンショットしたのが下記画像だ。


この数日、Facebookを通してたくさんの「友だち」申請があったりと、わりとたいへんだったのだが、僕としてはビミョーに複雑な気持ちでもあった。
■イケダハヤトさんに見習って
Yahoo!ブログの下にはたくさんの書き込み(40件を超える)があり、そこには当然批判的な書き込みもたくさんあるが、尊敬するプロブロガーのイケダハヤトさんのアドバイス(イケダハヤト流! ネットの誹謗中傷・炎上を自分のエネルギーに変換する「回路」の作り方)に従って、僕にとっては、これらの批判は力へと転嫁できている。
まあ批判的書き込みも含めてすべてのものは実に冷静・的確なものだから、やっぱりYahoo!さんは書き込みも厳格にチェックしてるんだろうなあと推測してしまった。 だから、それら書き込みのほとんどは書き手(僕)へのエールか、それぞれの書き込み者の思い・苦悩が的確に綴られている。 また、僕への批判的書き込みも、実に的確で、イケダハヤトさんに頼らずとも、「なるほど〜」とうなづいてしまうものだったのだ。
では、何に対して僕はビミョーな気持ちになっているのか。 それは、この僕が思いつきのまま書いた(とは言いながらそれなりに熟考したのではあるが)「ニュータイプ」という表現にこれほどの方々がピンときてしまったこと、につきる。
どれだけYahoo!が日本屈指のネット媒体だとしても、無名の新人ブロガーが書いたスタートして7本目の記事に対し…