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3年ぶり、田中俊英による全3回フル講師!!「ニート・ひきこもりを持つ保護者のための、スモールステップ講座」❑おしらせ❑

■officeドーナツトーク・公式HPがついにオープン!!
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■3年ぶりにフル講師!!
僕が脳出血で倒れたのが、3年前の2010年8月19日。本当に死線をさまよったのですが、なぜか後遺症なく復活し、この4月には一般社団法人officeドーナツトークを立ち上げて日々奮闘中なのはご存知のとおりだと思います。
そんな僕が、自分で考案したものの全回を通して講演したのははるか3年以上前の、あの「ニート・ひきこもりをもつ保護者のための、スモールステップ講座」を全3回を通して講師します。
これは、「住吉区子ども・若者サポートシステム」の一環なのですが、中味はこれまで行なってきたものを2013年の話題もふんだんに盛り込んでご提示します。 内容をざっと書くと以下のとおりです。
ニート・ひきこもりをもつ保護者のための、スモールステップ講座 【日程・場所】
■ 9月14日(土)10:00~12:00@住吉図書館1F多目的室「スモールステップの見取り図」 ■ 9月21日(土)10:00~12:00@住吉区民センター図書館棟集会室3「親が踏んではいけない“地雷”とはなにか」 ■ 10月5日(土)10:00~12:00@住吉区民センター図書館棟集会室3「親離れと子離れ、具体的な社会参加のかたち」

会長地図はこちら 【参加費】無料
【対象】保護者の方
【定員】10名
【講師】田中俊英(一般社団法人officeドーナツトーク代表)
【内容】保護者が不登校・ひきこもり・ニートの若者を理解し、支えるためのスモールステップを学びます。スモールステップをじっくりと駆け上がることなしで、社会参加はなかなか困難なのが現実です。 「スモールステップ講座」考案者である田中俊英が全回にわたってお話する今回の講座を通して、子どもたちの具体的な社会参加のかたちを考えましょう!! 実施主体お問い合わせ先NPO法人み・らいず・一般社団法人officeドーナツトーク共同企業体
※本事業では、子ども・若者問題に関して長く取り組むNPO法人と専門法人が事業体を形成して実施しております。

【NPO法人み・らいず】
〒559-0015 大阪市住之江区南加賀屋4-4-19
TEL:080-9129-…

残された潜在性〜軽度知的障がい

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■行動指針「潜在性のアプローチ」

officeドーナツトークの行動指針のひとつめは「潜在性のアプローチ」だ。
その方針に基づき、ハイティーンのひきこもり予備軍に対応するため「高校中退予防事業」に取り組む。これは、主として年齢別にみた潜在性へのアプローチとなる。

また、地域的な潜在性もここには含まれ、生活保護受給率全国一位(4人に1人)といわれる大阪市西成区への問題に我々として取り組むため、府立西成高校で事業をさせていただいている。

地域的な潜在性は大阪市南部全体も指し、その点から大阪市住吉区の単独事業「住吉区子ども若者サポートシステム(通称)」を展開している。
住吉区では、補助金事業で「居場所」を行なうことにもなった(近々報告します)。

ほかにも地域的な潜在性の問題に対してアプローチするため、いくつか企画提案している。

これらはいずれも、すべてミッションの下位方針にあたる「行動指針」のひとつ「潜在性のアプローチ」に基いて行動している。
このように僕は、規模は小さくとも、「ビジョン→ミッション→行動指針→2〜3年戦略→当年度アクションプラン」という、ソーシャルセクターらしい動きを実践するためにofficeドーナツトークを設立した。

■ひきこもりやニートとして扱われ、さらに発見が遅れる

その「潜在性」の、残された対象領域があると僕は考え、そこにどう切り込むか、本格的に考え始めた。
それは、「軽度知的障がい」の方に対する、社会参加に向けてのロードマップづくりだ。

もしも、ロードマップがすでにあるとしたら(あることを願う)、それを参考にし紹介していきたいので、教えてほしい。
この頃僕は、子ども若者支援論についてはサボり気味なので、そうであることを願う。

が、いろいろな仕事で出会う、軽度知的障がいの方への専門家の姿勢をみていると、まだまだそれは焦点化できていないようにも思う。
それは、10代前半までに顕在化のチャンスにめぐりあうものの、専門家も含む大人たちの未対応から、10代後半には潜在化していき、なかにはひきこもりやニートとして扱われ、当事者が抱く苦しみは放置されたまま、人に…

ベビーブーマーが産んだ「ロック」

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❑5つのテーマに収束

今日は8月16日でofficeドーナツトークもまだ夏休み。僕も、恒例の香川県への帰省でのんびりしている。
そういうゆる〜い雰囲気のなか、昨日Twitterに衝動書きしたことをまとめてみよう。

ロジー、教えてロジー
(ルースターズ)

あと、当ブログほかで書いてきた僕の諸テーマは、たぶん以下の5つに分かれるんだろうなあと思いいたったので、しばらくタイトルの横にその5つのテーマを書いておくことにします。それらは以下の5つ。

①自由と権力
②階級社会
③NPOマネジメント
④子ども若者支援
⑤死と生の渚
今回は①の「自由と権力」論につながる話です。

❑「ロック」史

大学時代の友人や僕の弟は、あれほど好きだったはずの「ロック・ミュージックの最前線」そのものに背を向け、自分が好きだったアーティスト、たとえばジミ・ヘンドリックスやレッド・ツェッペリンやキング・クリムゾン、新しくてもクラッシュあたりをいまだに聴き続けている。

そのこと自体を尊敬はしながらも、僕は「自分だけは最先端のロックを聞き続けるぞ」と言い聞かせ、がんばってフジロックに行ったり流行りのクラブ・ミュージックをチェックしたりしてはきた。

けれども、ついに僕も白旗を揚げる時がやってきた。
大病後に音楽そのものから遠くなったこと、ジャズやクラシック等のほうが楽しめること等、年齢や身体の変化もその一因なのだが、この前突然、「あ、ロックって結局、ベビーブーマー世代が若い時に世代的集団で作り上げた一種の『世代文化』なのかなあ」と思いついたことだった。

1970年前後、主にアメリカを中心としたベビーブーマー世代(日本では団塊世代)が20才前後の頃、世代的集団でさまざまな権力やシステムに反旗を翻した動きがあった。
68年をピークとするらしい運動(パリのそれは「革命」とまで言われる)を始めとして、70年代前半から中盤にかけての反動(新左翼のテロ・内ゲバやパンクムーブメントも含め)くらいまで、「青春の反抗」は6〜7年続いた。

それらのムーブメントを裏で支えたのが「カウンターカルチャー」で、アート・広告・思想(ここに「ポ…

なぜマネジメントの話にたどりつけないのか 

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■Twitterで事業マネジメントの話
昨日(8/8)、NPO法人しゃらく小嶋さんのコーディネートで「神戸の社会起業家育成シリーズ/子ども・若者の自立サポートを仕事にする」(http://ikisapo.com/next/2013/06/11/kobe-sb2/)というイベント(NPO法人・神戸オレンジの会代表の藤本圭光さんも登壇)が行なわれ、平日夜にもかかわらず30人ほどの方が集まり、子ども若者支援や社会企業等について熱いトークが交わされた。


また、先週あたりから僕は、Twitterで「NPO等のソーシャルセクターは『事業マネージャー』を育成しなければいけない」という点について語り始めている。 書き込みはFacebookとも連動させており、「いいね!」数はそれほど伸びていないものの、会う人ごとに「読んでますよ! マネジメント論」と話しかけられるので、だんだんやりがいがでてきた。
ここでは、これまでの書き込みやイベントで話したことをまとめ、タイトルにあるように、「マネジメントがテーマのはずなのに、なぜか『支援の現場』話に引き摺られてしまうこと」についてメモしておきたい。
■マネジメントの3オーダー
NPO等のソーシャルセクターのマネジメントを、僕は以下の3オーダー(階層)に区別する。
①法人マネジメント   | ②機能別マネジメント   | ③事業マネジメント
①はその法人をすべて統括する視点で、普通は法人の代表理事が行なう。外部理事や法人内「参謀」が力を持っている場合はそれらの見解も反映されるが、僕は、NPOといえども民間なのだから、できるだけ代表理事に権限を集中することがある意味資本主義らしいと思う(経営に失敗すれば数年で交代すればいい)。
②は、人事、財務、広報等がある。財務は「会計事務」ではなく、財務戦略と年間アクションプランの財務面からのチェックを行なう。日本の場合は、日々の事務的会計事務や事業内会計を財務のメイン仕事だと位置づけているようだが、会計事務は、財務マネジメントの一セクションにすぎない。

③がNPO等のソーシャルセクターが「現場」で行なう本来業務で…

「居場所のイマージュ」が居場所を出たあとも人を支える 

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■支援者と権力
8/2、NPOユースカフェ2「支援者と権力」がマニアックな内容にもかかわらず15名ほどの人が参加してとりおこなわれた。 内容はFacebookでも報告したとおり、以下のようなものだった。 ★8/2 NPOユースカフェ「支援者と権力」
1.権力が嫌い

2.権力とは?〜フーコーの権力論
①告白
②ディシプリン権力〜ルールとパノプティコン
③監視権力(生権力)〜カメラとマクドナルド、統計・テータ

3.不可避の権力とどう共存するか
①居場所〜変な大人
②パレーシアを越えたところで
③鷲田先生の「軽さ」

4.なぜ権力がいやなのか〜対話〜
2は僕なりにフーコーを解釈したもの、3は当ブログでも言及してきた「変な大人」を中心に(これ等参照http://toroo4ever.blogspot.jp/2013/06/blog-post_27.html)、最近テーマになっている「パレーシア」(フーコー最晩年の重要概念)や鷲田清一先生の臨床哲学論に含まれる独自の「軽さ」「ユーモア」などを僕なりに紹介した。
そのあと4に移って参加者と簡単な対話を行なったのだが、その流れの中で重用な発見をしたのでここで簡単に紹介しておこう。
■乳房というイマージュ

参加者から「居場所を出たあと、子どもや若者たちはどのように過ごすのか」といったような(正確には忘れた)質問が出たときだと思う。 僕は少し黙っていたが、なぜだか10年前に大阪大学の臨床哲学で学んだフロイトのイマージュ論を思い出した。
フロイトは確か『性理論3編』のなかで、「乳房とおしゃぶり」について書いている。 乳房と乳の「快」を知った乳児は、そのイマージュを自分の親指のなかにつくり上げる。その「おしゃぶり」行為をすることで乳児は、本物の乳房が眼前になくともある意味「快」を得る。
その、「本物の乳房がなくともおしゃぶりという行為を通した連想」によって乳児は快のようなものを得る、この「連想」のことをフロイトあるいはフロイトを解説するドゥルーズは、「イマージュ」と呼ぶ。
そして乳児は、イマージュをもとに快のようなものを得る、これら一連の動作をフロイトは「欲望」と呼ぶ。 ちなみに、欲求(…