ソーシャルセクター分類表ver.1.0


■「Yahoo!ニュース個人」との棲み分け

昨日「Yahoo!ニュース個人」の関西執筆者の集いが大阪・梅田であり、僕も出席してきた。
Yahoo!さんは僕が想像していたよりもはるかに大きなビジョンを掲げて同プロジェクトを進行していることを知ってうれしかったのだが、担当者の方々のお話を聞くにつれ、「Yahoo!ニュース個人(Yahoo!ブログというと一般の個人ブログと同じになるのできちんと使い分けたほうがいいらしい)と、今までのGoogleブログの差異化を図らなければいけない」と痛感して帰ってきたのだった。

ニュース性や時事性の高い「Yahoo!ニュース個人」と差別化するためにも、前回のこのGoogleブログで書いたとおり、このGoogleブログではよりマニアックな路線で突っ走ったほうがよさそうだ。
いくら内容によってはBLOGOSさん(http://blogos.com/blogger/tanakatosihide/article/←ここにはYahoo!だけでなく、このGoogleブログからも転載される)のほうに転載されるといっても欲を出すことなく、時事性が強いものはYahoo!、マニアックなものはこのGoogleでと棲み分けていくことにしよう。

■出た!! 超マニアック表

よって今回は、ここのところずっとこだわってきた「ソーシャルセクター」について、超〜マニアックな一覧表を作ってみた。こんなの誰がおもしろがるんだか。



ソーシャルセクター分類表
©田中俊英(officeドーナツトーク)
※ソーシャルセクターには、NPO、一般社団法人、株式会社、社会福祉法人等を含み、「社会課題の解決を優先的に行なう組織全般」を広く指す。



①目の前の課題解決型
-1行政補完タイプ
ソーシャルセクター
ビジネス型ソーシャルセクター

-2自主事業タイプ


②ソーシャル・アントレプレナー型
-1ベンチャータイプ



-2社会変革タイプ

ボランティア型ソーシャルセクター






ワードの表機能で単純につくったものを貼りつけただけなので相変わらず判別しにくい表だが、これまでの文章だけのものとは違ってやはりわかりやすい(ワードからコピーしたら罫線が途切れてしまった!! 今日は時間切れなので今度なおします〜)。

社会課題全般に取り組む組織をここでは「ソーシャルセクター」と名づけている。
ここには、NPOをはじめ、一般社団法人や株式会社など、さまざまな法人形態を含む。

そのソーシャルセクターを「ビジネス型(事業型)」と「ボランティア型」の2種類に分け、前者を「目の前の課題解決型」と「ソーシャル・アントレプレナー型」の2種類にさらに分ける。

「目の前の課題解決型」を「行政補完タイプ」と「自主事業タイプ」に分けている。予算規模(つまりはその事業で動く人の数も)でいうと前者のほうが断然大きいが、目の前の課題解決という目標に関していえば後者が断然ピュアだ。

後者はピュアではあるが、規模の限界と、コンテンツ展開の限界(数名のスタッフで動かしているため)の2つの壁に当たる。
前者はいつも書いている通り、目の前の課題解決というよりは「スタッフの雇用」優先になってしまい、これを僕は「ソーシャルセクター版コロンブスの卵」と名づけている。

■イノベーションにつながれば

ソーシャル・アントレプレナー型は「ベンチャータイプ」と「社会変革タイプ」の2種類に分かれ、僕が研究するところでは、現在は圧倒的に前者が多い。

これを見分けるコツは、「ミッションの具体性」にある。
たとえば僕の法人「一般社団法人officeドーナツトーク」のミッションは、「10代後半の子ども若者が自由に生き方を選択できない現状を、家庭・学校/職場以外の『サードプレイス』をつくることによって解決する」であり、ミッションのキャッチコピーは「子ども若者と『サードプレイス』をつなぐ」だ。

ここまでやりたいことが具体的な法人は、その規模の大小にかかわらず「社会変革タイプ」になる。
逆に、これが抽象的であったり大雑把であったりすると、「ベンチャータイプ」といってもいいだろう。

ソーシャル・アントレプレナー型ベンチャータイプは前回も書いたとおり、グローバリゼーション資本主義を裏から支えるエンジンでもあるので、現代社会には必要だ。
が、僕には無理なので、その役割はそれが得意な代表の方々にお任せしている。

残念ながら、具体的事例をあげながら説明することは今のところはできない。その行為がある種の「営業妨害」になるかもしれないからだ。
数少ない読者の方々は(このGoogleブログはマニアックすぎて最近はアクセス200くらいまで落ちているが)、「ああ、これはあのNPOだろうなあ」「うちはこのタイプだなあ」と想像しながら表を睨むと面白いと思う。

この表が各団体のイノベーションに少しでもつながれば幸いです。★

※当ブログ内の同様の表としては、「ひきこもり・ニート、スモールステップスケール」(http://toroo4ever.blogspot.jp/2013/03/31.html)があります。




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